肌のかゆみに処方される薬
乾燥が酷い季節には、アトピーなど特別なアレルギーがなくても皮膚がかゆくなる事が誰にでもあります。
特に常に露出している顔に症状が強く出るという場合が多く、かゆいのにかけないという辛さに悩む人もいらっしゃるのではないでしょうか。
あまりかゆい時は我慢せずに医師に相談してみるのも必要です。皮膚科で処方される医薬品はやはり効果が違います。
皮膚科の外用薬にはなにがある?
顔がかゆい時に頼りになるのは皮膚科です。
皮膚科では主にステロイドが処方されます。
他と比較しても効力の強さがあり、これを使用すれば驚く程かゆみが治まり驚く人も多いでしょう。
しかし、これは肌内部の組織に働きかけて麻痺させている状態ですから、根治させるのは難しく、応急処置と考えた方が良いですし、副作用として黒ずみやしみの原因となる事もありますから注意が必要です。
皮膚科で処方される内服薬
皮膚がかゆいのであれば、皮膚に直接塗るものを処方されるというイメージがありますが、内部からきている場合もありますから、原因が究明されるまでは抗生物質などが処方されます。
肌荒れの原因が、体内に残る細菌などによるものであれば多少効くのですが、そうでない場合はこれが効かないという事もあります。
漢方ではどんなお薬が出されるの?
漢方は基本的に東洋医学と呼ばれるものですから、身体の内部から巡りを良くして体調の全てを改善させるという考え方で処方されます。
基本的には飲み込むものが多く、漢方で使用される天然の植物を利用したものが出されます。
ホルモンバランスを保つのに効果を発揮する漢方を処方しますから、体内の水分吸収率が上がって乾燥を防いだりという嬉しい効果が期待出来ます。
最後に
かゆみは痛みと同じくらい耐えるのが辛い症状であり、応急処置であってもすぐに改善したいという思いもあるでしょう。
しかし、長い時間を掛けてでも漢方などで根本から改善するという努力もしなければ、毎年乾燥の季節に悩まされる事になってしまいます。
長期的に見て改善していく方法も視野に入れる事が大切です。
そのためには、一度、皮膚科なり漢方医などの診断を仰ぎ、必要に応じて薬を処方してもらうことが必要なケースもあるのです。
顔がかゆい時に試してみたいスキンケア
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