アトピーで顔がかゆい
顔がかゆいと、気になってストレスもたまってしまいます。
湿疹があったり赤くなっていると、メイクもしづらく、目立つので辛いものです。
そんな顔のかゆみの原因がアトピーだった場合の情報をまとめました。
顔がかゆい、これってアトピー?
アトピーが原因の場合、肌の赤味やかゆみが強く、目の周りや口の周りに多いのが特徴です。
湿疹というより、ただれたようになった「びらん」の状態も多く見られます。
放置しておくと、皮膚の表面が剥がれ落ちて、保湿してもひび割れのような状態になります。
そういったかゆみの直接的原因でよくあるのが、化粧品かぶれです。
化粧品に含まれる化学薬品で湿疹ができたり、炎症を起こすケースで、この場合には薬で治ります。
おでこや生え際のかゆみは、シャンプーやカラー剤が原因かもしれません。
洗い残しや、成分によるかぶれが考えられます。
かゆいだけではないアトピーの症状
アトピー肌の場合、非常にかゆいのが特徴ですが、かゆみの他の症状としては、掻くことで皮膚が分厚くゴワゴワした感じになり、かさぶたが出来ることもあります。
赤味のある湿疹、盛り上がりのある湿疹、水分の多い湿疹、しこりのような湿疹、びらんなどが見られます。
顔や耳、首、ワキの下、ひじや膝の内側・外側、ももの付け根に多く発症します。
アトピーの完治は難しい?
強いかゆみが長く続く場合や、よくなっては再発するのを繰り返している場合、前述した部位に湿疹が見られる場合には、早めに皮膚科を受診しましょう。
皮膚科での治療は、かさつきを抑えるための白色ワセリンや尿素を含む保湿剤と、炎症を抑えるステロイド剤が処方されます。
内服薬では、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬が処方され、抗炎症作用のある漢方薬が使われることもあります。
一方、自宅でできるセルフケアでは、清潔を心がけ、炎症を悪化させる黄色ブドウ球菌の増加を防ぎます。
皮膚のバリア機能が低下していますので、保湿剤などで保湿ケアをします。
ストレスも悪化の原因となりますので、規則正しい生活やバランスのよい食事、ストレスの適度な発散も心がけましょう。
完治は難しいかもしれませんが、症状を抑えることはできますので、気長に付き合っていきましょう。
顔がかゆい時に試してみたいスキンケア
「顔がかゆい」の原因が敏感肌=肌バリアの機能低下であるばあい、日々のスキンケアが有効かもしれません。
その場合は、バリア層サポートにすぐれた敏感肌用のスキンケア化粧品が最適です。
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