生理前で肌がかゆい
多くの女性には思い当たるでしょうが、生理前になると肌荒れでかゆいという人は多いことでしょう。
女性特有の生理現象である月経と、皮膚には密接な関係があるのです。
肌の調子と月経周期は、体調はもちろん、女性ホルモンのバランスが関係しています。
生理前、つまり排卵が終わると女性ホルモンの1つエストロゲンの分泌が減り、プロゲステロンの量が増えていきます。
この時期は「肌荒れ注意期」であるといえ、期間限定ながら、あちこちかゆいとか、頭痛、肩こり、イライラなどに悩まされるようになるのです。
ホルモンバランスだけでなくストレスもかゆみの原因
生理前に起こる、かゆいなど諸々の体調の変化は、月経のある女性であれば、ある程度は仕方のないことです。
ですが、通常の月経に加え、ストレスや疲れがたまっていると、女性ホルモンのバランスが崩れて、肌荒れなどが悪化しやすくなります。
さらに、月経前の体調が芳しくなく、日常生活に支障をきたすレベルになると、PMS(月経前症候群)と呼ばれるようになります。
ひどいようならば皮膚科か内科か女性外来
生理前を中心に、体があちこちかゆいなど、自分ではどうにもならない肌トラブルは、皮膚科を受診するのが選択肢のひとつです。
ただ、皮膚科だけでは対応しきれないことがあります。
女性の場合、内科や婦人科の病気、心の問題が関係していることが多々あります。
そうなると、皮膚科を受診すると同時に、他の診療科での検査が必要になる場合もあるでしょう。
肌がかゆいなど、生理前に起こる体調不良に悩まされている人は、内科や女性外来を受診して、全身の健康状態を検査してもらうのがオススメです。
女性外来が近くにない場合は、ないかで診断を受け、婦人科にも当たると良いでしょう。
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